1月 23
東京は雪化粧。
パウダシュガーの掛かったザッハトルテのよう。窓の外が明るい。五つに分かれた靴下の指先が痺れるくらい冷たい。
東京は東西に長い。水曜日の職場は西側なので,23区内と比べると気温が低い。今日も案の定,雪がこんこんと降っていた。足元では雪がきゅっきゅっと音を立てる。校庭は一面の銀世界。中学生達が賑やかに戯れる姿を暖房の効いた相談室から背中を丸めて見下ろす。
仕事が終わって,都心部へ戻ってくると雪が雨へと変わり,足元も濡れてはいるが雪はない。吐く息が白いのは変わらない。当然ながら雪で戯れる中学生も見当たらない。“東京都”と一口に言ってもだいぶ違うのだなと妙に得心がいく。
大学に戻り,スタディルームの所定の位置に座る。時計は大文字のLよりもやや鋭角。遅めの昼食だか早めの夕食だか判然としない食事を済ませ人心地。
スタディルームには所定の席がない。他大学のように指定席ではないのだけれど,窓際の★が何時も座っている位置は空いている。勿論,皆の気遣いの賜物である。それだけスタディルームにいるということかもしれない(かもしれないではない)。感謝。
修士過程の修了はもうすぐそこ。来年もこの席に座っているだろうかと妙な感傷に干渉される。きっと雪が降るくらい寒い所為だろう。明日の口述試験の準備に集中したいところである。
さぁ,もう少し頑張りましょう。











