iPhone 7/7 Plus の防塵防水性能が日常的にどの程度なのか考えてみた ; First Water Resistant iPhone

iPhone 7/7 Plus が発表されましたね。数年前から事前の情報と寸分違わぬ内容であることから驚きはないのですが,僕が長年 iPhone に望んでいた防塵防水機能が搭載されたのは嬉しい限りです。という訳で,本日は “エンクロージャによる保護等級 (Degrees of protection provided by enclosures (IP Code)/IEC 60529)” の御話です。

iPhone 7/7 Plus water resistant
この規格は,国際電気標準会議にて定められた電気機械器具の保護等級です。たとえば,iPhone 7/7 Plus の場合,”IP67″ ですので,防塵性能は 6 等級,防水性能は 7 等級ということです。これは数字が大きければ保護性能が高いことを示しています。詳しいことは以下の記事をどうぞ。

iPhone 7はお風呂で使えるの? 防水・防塵「IP67」の意味を解説 – ITmedia Mobile
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1609/08/news141.html

では,何を書くのかというと,iPhone 7/7 Plus の発表に関連するどの記事を読んでも “完全な防水ではありません。Apple も水没による故障は保証外とアナウンスしていますからね” といった記述が目立つので,実際どのくらい使えるのかという話です。まぁ,責任は取れないですからね,仕方ないのですが。という訳で,以下の内容はもちろん個人的感想で,あらゆる事項への責任は負いかねますので御容赦くださいということで御読みくださいませ。

僕は以前に “SO902iWP+” という携帯電話を使っていたことがあります。この携帯電話は IPX7 (JIS 保護等級 7。上記の国際基準とは厳密には別物ですが) 相当の防浸仕様でした。これは iPhone 7/7 Plus と同等の防水性能があったわけです。当時は自転車で移動することが多く,急な雨に降られることもしばしばだったので,この携帯電話をとても重宝していました。詳しくは以下の記事を参照してください。

写真で解説する「SO902iWP+」 (1/2) – ITmedia Mobile
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0605/12/news020.html

SO902iWP+ は防塵性能はないので評価はできません。ですから,主に防水性能について使っていたときのことを振り返ってみようと思います。

まず,御風呂場での使用ですが,ほぼ問題なくできていました。シャワーをかけて洗うことも月に何度もしていました。さすがに湯槽には浸けたことはないのでわかりませんが,洗面器に貯めた御湯に浸けて 10 分間,防水性能を試したことはあります。また,自転車に乗っていて急な豪雨に見舞われたときに全身がとても濡れた場合ですが,このときはズボンのポケットに入れていましたが,こちらもまったく問題ありませんでした。海水浴やプールに持っていったことはありませんが,こちらは水分よりも温度の方が気になります。

SO902iWP+ をシャワーで洗っていたときに驚いたのは,洗うとかなりキレイになるということです。これは iPhone 7/7 Plus でも試してみたいと思っています。とりわけ衛生面を気にしているわけではありませんが,キレイになるのは単純に心地好かったことを覚えています。この心地好さは防水仕様の端末を使わないとわからないと思います (Android 端末で感じている人もいるはず)。これまで使ってきた iPhone もクロスなどで定期的に拭くことはありましたが,洗えたことはないので,その違いを確かめてみたいなと思っています。

しかし,ここで気になることが 2 点。SO902iWP+ と iPhone 7/7 Plus が異なるところです。まず第一に,SO902iWP+ は物理キィ,iPhone はタッチスクリィンだということです。SO902iWP+ は濡れているときでも物理キィで操作していたので操作性が濡れる前と後でまったく変わることはなかったのですが,iPhone は少しでも水分の残った手で触るだけでも上手く動作しなくなります。IP67 に対応しただけでなく,濡れた状態でも使えるように操作性を考慮しているのかが気になります。この点は実機を触るまでは判然としません。

第二に,IP67 の性能がどの程度,維持されるのかということです。僕が SO902iWP+ を使っていたのはおよそ 1 年間です。しかし,iPhone は各キャリアの 2 年割賦契約で購入すると 2 年間は使うことになります。しかも,上記の記事を読んでいただければわかるのですが,SO902iWP+ は端子部分をパッキンによって保護しています。一方で iPhone 7/7 Plus は Lighting 端子が露出した状態ですし,マイクとスピーカ用の穴もあります (AppleWatch Series 2 のスピーカのような仕様なのかもしれません)。直接,濡れるかどうかは製品寿命に直結しそうです。これまでの経験上,iPhone は使用から 1 年半くらいでバッテリィなどの消耗を著しく感じるようになります。これが防塵防水仕様に影響しないとは考えられませんし,だからこそ,Apple も水没による破損は保証外になっているのでしょう。

というわけで,僕がここ数年,新型 iPhone に搭載されてほしい機能として挙げ続けていた “防水” 機能が搭載されたので,盛り上がってしまいましたとさ。ちゃんちゃん。

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