7月 11
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僕が思うに,僕は小市民である。
目指すは,勿論“小市民の星”である。紛うことなき彼の星に誓って,小市民たることを自負して止まない。
だが,そんな自負とは裏腹に,周囲の評価は冷淡だ。幼少の砌より,周りからは紛う事なき“変人”扱いをされてきた。さながら迫害である。
という訳で,今日はそんな小市民な話。
Kameに薦められていた“春季限定いちごタルト事件”を読んだ。
この表紙に,このタイトル。レジへ持っていくときに若干,恥ずかしかった。でも,内容には満足。愉しめた。
ミステリだけれど,全く以って殺伐としていない点に好感が持てる。主人公である小鳩君と小佐内さんは,★と同様に“小市民の星”を目指している。
もう,その時点で“小市民”ではないのだが,そんな彼らの想いを踏み躙るように高校入学早々,次々と事件に巻き込まれる。2人は渋々,解決に乗り出して――という展開。どうして放っておいてくれないのか,とひとりごちる小鳩君には共感できる。
ライトノベルスらしい軽快さは読み易い。小鳩君と小佐内さんの絶妙な距離感はベタベタとしない青春小説のようで快適。思春期の青さと甘酸っぱさが上手く表現されている作品。電車の中で思わずひとりでニヤリとしてしまった。懐かしい感じがする。
シリーズで何冊か出ているようなので,今後の展開が楽しみ。時間を見つけて読んでみようと思う。皆様もどうぞ。
さっき大学に戻ってきての更新。小市民は辛いよ――













