風が止んで暖かい一日になるとの予報。花見日和なのだそうな。午後から入学式なので,その前に色々と片付ける予定。新年度が始まるのだと,やっと少しだけ思えてきた。

国立情報学研究所(NII)が,論文情報ナビゲータ”CiNii“と科学研究費補助金データベース”KAKEN“をリニューアルした。また,学術機関リポジトリポータル”JAIRO“も正式公開された。どちらも4/1からだったけれど,嘘ではなかった。
“CiNii”は,とても御世話になっているサーヴィスなので,使い易くなっているといいのだけれど。”JAIRO”は学術情報の横断検索するサーヴィスとのこと,しばらく使い勝手をテストしてみよう。何か面白い使い方ができたら教えて下さい。
日本でも最近になってオープンアクセスが進んでいる。オープンアクセスは,簡単にいえば,学術雑誌などに投稿された論文の内容を,ネットで無料公開していくことである。学術的な発展にも寄与するし,研究者のアカウンタビリティを保障するシステムである。
たまたま知り合いになった板東氏が開発した”My Open Archive“が先日,新聞にも取り上げられて話題になった。”眠っている学術論文や研究成果を投稿・共有するサイト”ということで,今後,どういう展開がなされるか楽しみ。気になる方は是非,登録を。
なぜ眠ってしまう論文があるのかというと春だからではない。学術雑誌には査読というものがある。論文の内容が公正なものか,研究として発表されるに値するものかが,雑誌に掲載される前に審査されるからである。そこで採択されなかった論文は世に出ない。いわゆる,”御蔵入り”の問題である。
査読が論文のクオリティを高めていることは事実なので,どちらが良いという問題ではない。公開されるべき情報は,すべて適切な方法で公開される必要があるということ。日本は欧米と比べると,著作権もインフラも収益もまだまだこれから。
すぐに利益が上がるサーヴィスではないなので,社会的にはあまり注目されていない。将来的に,社会に大きな利益をもたらすサーヴィスに,人と御金が使われているか,もっと注目して欲しい。
≫ CiNii – NII論文情報ナビゲータ
http://ci.nii.ac.jp/
≫ KAKEN – 科学研究費補助金データベース
http://kaken.nii.ac.jp/
≫ JAIRO : Japanese Institutional Repositories Online
http://jairo.nii.ac.jp/
≫ My Open Archive
http://www.myopenarchive.org/
≫ 学術論文:オープンアクセス、日本でも本格始動 情報共有に期待大 – 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/science/news/20090322ddm016040034000c.html












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