壊れてしまった眼鏡はもう戻らないけれど ; service*service

Glasses

昨年度の勤務のときに壊れてしまった眼鏡が修理から戻ってきました。はじめのうちは出るとか出ないとか幽霊みたいなことをいっていた保険で修理費用が出ることになったので一安心。↑の画像は割れてしまった眼鏡のフレーム部。記念に頂いてきました。

この眼鏡は 999.9 の “E-16” という現在は生産されていないモデルです。フレームを磨き直したり,レンズを取り替えたりしながら何年も大切に使っているものでした。999.9 で購入した 2 本目の眼鏡です。友人と一緒に買いに行きました。

修理では割れてしまった全面のフレームを手作業で削り出してもらえることになりました。レンズや弦の部分は元のものを再利用できるので新しいものを購入するよりもはるかに安くあがります (フレーム代の半額でした)。こういう融通を利かせてくれるのは 999.9 の素敵なところです。販売後のメインテナンスも素晴らしいですし。

何か商品を買うときに,まずチェックすることといえば “値段” や “機能” でしょう。しかし,それだけが商品の購買を決定づけるわけではないと思っています。接客やアフターケアなどのサーヴィスも重要な要素になります。

ただ商品を買うだけなら,web で注文する方が効率が良いことは自明です。店舗で商品を購入する際に★が重要視する点は店員の方の接客態度です。同じ値段,同じ商品が別の店舗や web で買える時代に,どうしてその店舗にわざわざ足を運んで買い物をするのか。その理由です。

店員の方と話をして,その方のことが気に入ったり,信頼できるなと感じるとその御店で買おうと思いますし,その場所 (正確にはその方のところ) にまた買い物に行きます。そのような接客ができることはひとつのサーヴィスですし,現金に換算したり定量化することの難しい価値だと思います。

そして,何よりそうした方たちに頑張って仕事をしてもらいたいと思います。それは人を育てるということと同義です。言い換えれば,自分が気持ち好く買い物ができる環境への投資です。これは何もサーヴィスについてだけではなく,商品についても同じことがいえます。自分の気に入った商品を作ってくれる企業には,これからもそうした商品を作ってもらいたいと考えます。だからこそ,その企業の商品を買うわけです。

サーヴィスは決して無料で提供されているわけではないと★は考えています。人や企業を育てることに費やした分だけしか返ってこない “商品” です。しかも,すぐには結果が出ないものです。ただ “物を買う” “御金を支払う” のではなく “買い物をする” ことはそうした意味のある行動だと思うのです。

最近は “無料” のサーヴィスが流行っています。しかし,本当に “無料” では,そのサーヴィスは早晩なくなってしまうでしょう。サーヴィスを提供し続けられる収益を上げることもサーヴィスの重要な機能のひとつです。では,どうして “無料” で利用し続けられるのでしょうか? 考えてみると面白いかもしれません。

“ただより高いものはない” などという卑しい言葉があります。”ただ” であることで本当に必要なサーヴィスを永久に失ってしまうこともあります。捨てたり,なくしたりは簡単にできますが,拾ったり,見つけたりするのはとても大変なことだ,ということです。

何だか珍しく長くなってしまったので,この辺で。今週も頑張りましょう。

Four Nines
http://www.fournines.co.jp/

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